折伏

お年賀

「本年もどうぞよろしくお願いいたします

開教寺院を開基した前住職(父親)も同じ悩みを抱えながら日々聞法生活をしていました

ある時は深刻な、うつ病になって自殺未遂したりと… 家族は振り回されて大変でしたが…

そういう父親の背中を見て育ちました

開教寺院はホントに大変だと痛感しています

今、真宗会館のココロダイアルや、

(一社)仏教情報センターでテレホン相談員として、悩む方の声を聞く機会を頂いております

仏教の教えに救いを求めている人が潜在的に多いことを実感しています

どうぞ、頑張ってください。

応援しております

創価学会は元々真宗門徒が多いので、回心させてください。笑笑

大谷派相談員が少ないので、よろしければ国分さんも参加しませんか?

2ヶ月に一回くらいです

是非とも、ご検討よろしくお願いいたします。」

わたくしでは、役不足ですね申し訳御座いません。

同朋会運動とは、

「真宗門徒に洗脳する運動ではない。イスラム教だろうが、キリスト教だろうが、創価学会だろうが、何でもいいんです。親鸞聖人の教えをいただけば、今までよりももっと自分の教えを深くいただける教えなのです。それが同朋会運動です」和田先生

とお聞きしております。

「60年近く前、時代的には創価学会の折伏行進の頃でした。全日本仏教青年会があり、各宗派の仏教青年会ができつつありました。そういう時期でしたので、同級生たちと何かしなければという思いが募り、智山青年会を結成しました」(昭和33年1月)。

その当時の住職は何をされていたのか?

真宗門徒が折伏されたと嘆いている場合ではないのではないのかな?

みんなちがってみんないい。

違うもの同士が共に救われていく道が真宗ではないか。

開教に縄張りなんてないのである。

南無阿弥陀仏

国分委子 (坊守)

管理栄養士

心不全療養指導士 

少しおっちょこちょいなとこもありますが、心優しい思いやりのある頑張り屋さん。

一生懸命すぎて空回りすることもありますが、住職より頼りになる時もあります。

錦糸町でスナックのママをしていた事もある、人生経験豊富な苦労人

「眠たい」が口癖がたまに傷ですが、

今年、得度に向けてお勤めの奮闘中

よろしくお願い致します。

南無阿弥陀仏

みんなが「生まれてきていいよって」言ってくれて生まれてきたはずだけど…

何処へ行っても迫害され、歓迎されないから、悲しいのではない。

宮殿が木っ端微塵になったから悲しいのではない。

「立派な坊さんは沢山いるから、わざわざあなたに立派になってもらう必要はありません」

「自分の身の事実を素直に白状できる坊さんになってください」

恩師の言葉です。

どうして、妻に優しく出来ないのかな

優しく出来ないから悲しいのである

ごめんなさい、ありがとう

南無阿弥陀仏

ぼくの生まれた日

吸い込まれそうに青い空でした。

「ぼくが生まれてくるとき、どんなだったの?」半身を起こしただいすけくんが、私の視界いっぱいに顔を近づけて言いました。

「たいへんだったんだよ。みんな、大忙しだった」「大忙しだったの?ぼくのお父さんと、お母さん?」

「君のお父さんとお母さんも大忙しだった。けれど、ほかのみんなが、もっと、もっと大忙しだったんだよ」

「お父さんとお母さんだけとちがうの?」

「君のお父さんとお母さんの大忙しは、みんなに頼んでまわることだったんだ」

「頼んでまわったの?」

「頼んでまわったさ。お父さんとお母さんのところに、赤ちゃんが生まれてきます。

どうか、仲良ししてやってくださいって、みんなに頼んでまわったさ」

「みんなに?」

「みんなにさ。君より先に生まれていたみんなにだよ」

「園長すけにも?先生にも?さっちゃんにも、ひろくんにも?」

「ああ、みんなにだ。人間だけとちがうのだよ。犬さんにも猫さんにも、雀さんにも、虫さんにも、草さんや木さんにもだ」

「象さんにも?」

「そうさ。キリンさんやカバさんやライオンさんにも頼んだのさ」

「お魚さんにも?」

「頼んださ。だいすけくんが赤ちゃんになって生まれてきます。どうか、仲良ししてやってください」

「そうしたら?」

「みんな、大忙しになった」

「みんな、大忙しになったの?」

「なった、なった。たいへんな大忙しだ。会議、会議、で大忙しだ」

「会議、会議?」

「そうさ。だって、だいすけくんがどんな赤ちゃんか解らないもん。やさしい子だったらいいけれど、先に生まれているものをいじめる子かもしれないもん。いじめられたらたいへんだ。だから、一生懸命の、大忙しの会議だった」

「それでぼく、生まれたの?」

「そうだ。みんなが、生まれてきていいよって言ってくれたんだ。この赤ちゃんは、やさしい子になってくれるだろう。生きているみんなを大切にする人間になってくれるだろう。みんな、そう思ったんだ。そう思ったから、パチパチって拍手したんだ。おめでとうって、言ったんだ」

「良かった」

だいすけくんは、頭の下に手を組んで半身を倒しました。コスモスの花が揺れ、蜂の羽音が聞こえました。