「やる奴は止めてもやる。やらない奴はいくら言ってもやらない」 立川談志
僕は人からよく、あなたは変わってると言われる。
その度に僕は「最高の褒め言葉さ」と言う。
昔、「坊さん辞めたい」
が口癖の時があった。
その度に、先生から
「いつでも辞めなさい。誰もあなたに頼んだ覚えはない。立派な坊さんは他に沢山いるから、あなたにわざわざしてもらう必要はない。身の事実を素直に白状出来る坊さんになりなさい」
と、都合言われた。
その言葉が耳の底に残っているせいか、身の事実を白状する変人になってしまったのかもしれない…
念仏申したから救われる訳ではない。
念仏申さなければ救われない。
坊さんになったから救われる訳でもない。
坊さんにならなければ救われない。
どこまでも、救われない助からないと言う自覚が大切ではないだろうか。
救われてしまっては元も子もない。
坊さん辞めても聞法が出来るだろうか?
坊さんだから、かろうじて聞法が出来ているのではないか?
その、聞法も出来ていない…
南無阿弥陀仏