四畳一間

品川の四畳一間から始まった願入寺開教所。北海道から裸一貫で上京しお陰様で7年が経ちました。上京して1年くらい経った頃、新型コロナウィルスが流行りだして、目に見えない恐怖と闘いながらお先真っ暗闇の中、本当に人に言えない苦労を味わいながら、仏法を味わいながら、遠回りして遅れたけど長く歩いたから経験値は上がったような、上がってないような、「のぞみはありませんがひかりはあります。とその時こだまが帰ってきた」と話しには続きがあったようです。
さて、これからどんな話しが待ち受けているのやら皆目検討もつきませんが、人と比べず、あせらず、あきらめずに出来ることを精一杯自分らしく、与えられたご縁を大切に努力精進していくしかありません‼️

そして、今日は坊守の東京教区主催の隔週毎月2回の声明教室の日。1年のカリキュラムが終わり、あと1年頑張ってください。毎回真宗会館までの道のりをひたすらに頭が下がります。坊守も頑張ってるのだから、僕も頑張らなきゃ‼️

涅槃図

うちの涅槃図には猫が描かれておりません。ウォーリーを探せのように目を凝らしてみましたが、やはり猫らしき動物は見当たりませでした。猫が描かれている涅槃図もあるようですが。
一説によると、涅槃図には多くの動物が描かれていて、その数は52種類に上るといいます。しかし、多くの涅槃図には「猫」が描かれていません。なぜ涅槃図に猫が描かれないのでしょうか。
と、まあいろいろ端折りますがとにかく猫好きな住職としてはやはり猫も描かれていてほしいなと思います。

それにしても、摩耶夫人が我が子であるお釈迦様を助けようと、天界から不老長寿の「薬袋」を投薬しましたが、その薬袋は沙羅双樹の枝に引っかかってしまい、お釈迦様に届かず亡くなってしまったという涅槃図の話しは今日知りました。