悩みは恵み

思い通りにせずにはおかないという思いが苦しい。
思い通りになっても悩むし、思い通りにいかなくても悩む。
お金があっても悩むし、無くても悩む。
健康でも悩むし、病気でも悩む。
食べても悩むし、食べなくても悩む。
猫に悩みはあるのかな。
悩みが無くなったら、何を頼りにして生きていけば良いかわからなくなるから、悩みは恵み。
知識を身につけた賢い大人が悩み苦しみ迷っている。
「先日、火の玉を見た」と妻が言った。
猫は、火の玉を見ても何も思わないであろう。
「火の玉」は怖いというイメージに悩まされているのである。
火の玉ではなく、蛍の光かもしれない。
漢字の意味を覚えれば覚えるほど、自分勝手なイメージによって迷う。
人は言葉によって迷う。しかし、言葉によって目覚める。迷っていることに目覚める。
こんな私を助けてください。お願いします。
南無阿弥陀仏

ビハーラ

私の先輩は、仏教を学ぶことを高速道路のパーキングエリアに例えて説明していらっしゃいました。高速道路は一般道で行くより速いスピードで目的地に着くことができます。これは現代の私たちの生活とよく似ています。日々の生活に追われ、毎日が時間との戦いで、ギアをトップにし、フルスピードで進んでいます。しかし、このような生活を続けていくと、当然身体は疲労し、時には道を間違って、異なった所に行ってしまうかもしれません。このようなことがないように高速道路にはパーキングエリアがあり、目的地によりよく行けるため、身体を休め、心を整え、現在地を確認できるのです。お釈迦様の教えに出会う場所の一つがお寺であります。お寺とは元々、サンスクリット語でビハーラといい、これは休養を意味しています。忙しく、目的がわからずさまよっている現代人にとって、お寺というパーキングエリアで休養し、心を整えることは大切なことであります。また、お寺で教えを聞くことは、自分の今立っている地点が確認でき、目的に向かってよりよく生きていくことができます。お釈迦様の教えは、自分の知識のために単に覚えたりするものではなく、自分の姿を映し出し、人生をよりよくしていくものであることを、今朝はお話しさせていただきました。(平原 晃宗/京都府 正蓮寺)

帯広豚丼

帯広別院の御門徒さんから、子ども食堂や坊主バーで豚丼を提供するなら、開拓当時の苦労も少し話しに付け加えてもらえたら嬉しいなと言われました。

17回目

昨日は17回目のニッパチの日。
「聞法とは、積み重ねるものではなく、繰り返すことである」
という先輩の言葉が響いてきます。

法話会、子ども食堂、坊主バーとてんこ盛りの充実した1日でした。有難う御座いました🙏😹

提供して下さった野菜、ジュースも美味しくいただき有難う御座いました♪
豚丼も好評で嬉しかったです。(今回は子どもが少なく大人食堂になりましたが、子ども食堂は大人食堂でもあります。八王子子ども食堂マップに掲載されたのでこれからですね💡)
普段坊主バーは予約制で毎日はやってませんが、昨日は予約以外のお客さんも来られ、やはり開いていると自然と人が集まってくるのだな〜と思いました。お寺を入りやすくするのが住職の仕事だなと思いました。
入るためには毎日開けなきゃなりませんが😹
ん〜どうしようかな。また課題を一ついただきました🙏😊
南無阿弥陀仏

ひよこの歌

ひよこの歌を作ってみた(AIで笑)

「ひよこの歌」

小さな寺子屋は、優しい場所
ひよこたちが集まる、笑顔の子
毎月28日に食堂を開く
温かい食事で心も満たす

地域の絆を大切に
共に支え合う思いを

ひよこの歌よ、響けこの街に
お腹をすかせた、その声を聞け
繋がろう、共に温もりを
明日へ行こう、未来へ飛ぼう

誰かのために、手を差し伸べ
孤独を忘れて、繋がる笑顔
駆け込み寺として、力になれれば
小さな勇気を、届けたいんだ

みんなで築く、未来のため
心の食堂、開こうぜ!

ひよこの歌よ、響けこの街に
お腹をすかせた、その声を聞け
繋がろう、共に温もりを
明日へ行こう、未来へ飛ぼう

小さな寺子屋、希望の光
ともに歩こう、手を取り合って

6月のニッパチの日

今月もニッパチの日が近づいてまいりました。

13時〜15時 お勤め(今月は3名のご寄付をいただいた方のお勤めもさせていただきます)、お勤め後住職の法話
16時〜子ども食堂(メニューは豚丼&サラダ🥗)
19時〜坊主バー(ご予約いただいております)

今月から、企業様からお野菜の提供があります。
こんなに沢山有難う御座います🙏😌

ぜひ、皆さまお誘い合わせの上お待ちしております🙏😌

※子ども食堂では食べきれないので、当日お渡しも出来ます。無農薬の春菊は生でも食べられてめっちゃ美味しいです♪

お寺とは、住職とは

先日、地元の小学校の子どもたちがお寺に来てくれた。地域の気になる場所をいくつかピックアップし、グループに分かれてその場所を訪ねる、「町たんけん」授業だ。お寺の由緒や歴史から始まり、普段どんなことをしているのかといった質問を受けながら楽しいひと時を過ごした。
子どもたちからの色々な問いに答えているうちに、本山の修練で教わった金子大栄先生による住職の心得を思い起こした。それは、お寺に住まいする者にとって大切なことを順々に説くものである。
五か条あって順番に、一に早起き。二に掃除、三にお勤め、四に勉強、最後に法話だったと記憶する。
先師が教えるのは、聞法とは生活の一部の作業というようなものではなく、生活を基礎づけ、その人の生活全体の表現に直結する営みであるということだ。
冒頭に述べた「町たんけん」授業の後、小学生たちからお礼の手紙を受け取った。その一つには次のように書かれていた。

お寺を見せてくれてありがとうございます。お寺に鐘や畑があるなんてびっくりしました。これからもお寺の先生(阿弥陀さま)のため、そうじをがんばってください。ぼくもいつか手伝いにいきます。

授業の最後、小学生たちは、お寺の鐘を一人ずつ撞いた。そのどれもが、素直でまっすぐな響きで思わず合掌。ピカピカの子どもたちのおかげで、あらためて聞法の原点に還らせてもらいつつ、一期一会の出遇いを味わわせていただいている。

(聖台寺 澁谷真明住職)

八王子ボランティアセンター

八王子市社会福祉協議会ボランティアセンターより、農協果肉ジュースが、小さな寺子屋~ひよこ~にりんご10本なし20本が提供されます♪
有難う御座います🙏😌