今年、8が並ぶ「令和8年8月8日」を吉日と位置づけ、八王子では「人と人」「人と街」のご縁を結ぶさまざまな取り組みが企画されているそうです😊
確かに、何かを始めるきっかけの日として、多くの人が笑顔で集えるのは素敵なことだと思います。
一方で、鎌倉時代末期の随筆家・吉田兼好は、
「吉凶は人によりて日によらず」
と述べています。
幸・不幸は日取りによって決まるのではなく、その人のあり方や日々の行いによるという教えです。
さらに親鸞聖人は、
「かなしきかなや道俗の、良時吉日えらばしめ…」
と、『高僧和讃』の中で、私たちが良い日・悪い日にとらわれてしまう姿を、悲しみをもって見つめておられます。
仏さまのはたらきに出遇うご縁に、吉日も凶日もありません。
今日という一日が、誰かとのご縁を結び、自分自身を見つめ直す一日となるなら、その日こそが本当の意味での「吉日」なのかもしれません。
初宿和夫八王子市長は、「八王子を8並びの聖地にしたい」と意気込まれているそうです。
願入寺でも毎月28日を「ニッパチの日」として、ご縁をいただいています。
ただ、「自分のところだけが良ければいい」という願いになってしまえば、その時点で、どこかが聖地になれば、どこかは聖地ではない場所になってしまいます。
願入寺のニッパチの日も、「ここだけが特別」ではなく、人と人とのご縁が広がり、八王子から日本へ、日本から世界へと、温かなご縁が結ばれていく。その小さな一歩となれたら、これほど有り難いことはありません。
聖地とは場所ではなく、人と人が出遇い、共に生きるご縁が生まれるところ。
そのご縁が、世界中へと広がっていくことを願っています?
南無阿弥陀仏🙏

























