恩賜型銀香炉

真宗近代史を研究している法友から教えていただいた。

「写真の香炉は天皇陛下から下賜されたものであることから戦前のものであることは確かだと思います。
どのような経緯で下賜されたかは分かりませんが太師号の下賜と関係があれば明治期かもしれません。

大谷派は大正時代に血縁関係ができたので末寺にも多くのものが下賜されてます。

下賜は何か特別に秀でたことをしたから貰えるものだけではなく、そのほとんどは本願寺へ超多額の献金が関係しているとも言われています。」

「末寺が本願寺に多く献金の見返りだと思いますね。
献金の行先は満鉄の株だったったり国家への献金につながりますから。
しかしらこれらはあくまでも仮説ですので、立証は資料がないとなんとも言えませんが。」

そうだったんですね🤔

知らない事だらけです。

何はともあれ大切にしようと思います🙏😌✨

南無阿弥陀仏

願入寺寺宝

本派本願寺秘宝 天皇陛下御下賜 御紋章付銀香爐寫

恩賜型銀香爐 壱合 本願寺


真宗大谷派(東本願寺)で使用する恩賜型香炉です。仏具屋さんで購入出来る香炉は八藤紋が付いてますが、うちのは胴の周囲には華やかな唐草柄に菊の御紋があしらわれております。恩賜型香炉は御遠忌の法要の際に、祖師前で使用されます。通常、祖師前に安置する五具足の金香炉の代わりに用意します。