元宗務総長安原晃さんは当時は24歳、全国の民生委員で3番目の若さで任命されました。そして、本日坊守は全国何番目の若さかわかりませんが、民生委員の伝達式があります。
八王子へ来て1年11ヶ月。来て早々に町内会長さんと役員さん3名が挨拶に来られました。会長さんはお寺のご出身で、とても親近感があると1ヶ寺建立を大変喜んでくれました。隣り組の方からも日々良くしていただき、来年はうちに組長さんが回ってきます。その隣り組のご近所さんの旦那さんの訃報を昨日、お勤めから帰宅後聞いてすぐ坊守とお悔やみへ。うちにお勤めを頼もうかすごく悩んだのですが、宗派が違うので申し訳ないと仰いまして、こちらこそ気を遣わせてしまい、大変申し訳ない気持ちになりました。悲しみに寄り添い抱きしめている、坊守の受け応え接し方を間近に見て凄いなと思いました。女性同士仲の良いご近所さんだからかもしれませんが、僕なんか到底足元にも及びません。普段のお勤めもきっと御門徒さんに寄り添ってお勤めしてるのだと思います。だから、僕より人気があるのですね。
「立ち止まって見つめていく中で、お経の心に遇う。うまくいっているときには遇えないのです。つらかったり悲しかったりすることに遭うからこそ、そこでたまたまのご縁の中で教えをいただいて、その教えが響いてくる。」海法龍著「苦悩の海をゆく」より



