汗かき恥かき頭かき

「恥をかいてらっしゃい」

若い頃の宮城顗先生に、
蓬茨祖運先生はそう言われたそうです。

地方の研修会へ行って、講義をしてこい、と。

少しでも恥をかかないように準備して行く。
でも、やっぱり大恥をかいて帰ってくる。

すると、また言われる。

「また恥をかいてらっしゃい」

その繰り返しの中で、
宮城先生は「自信とは何か」を教えられたそうです。

ほんとうの自信とは、
自分を大きく見せることではない。

力を強くすることでもない。

恥をかいて、
情けなさを知って、
それでも逃げずに立たされていく。

そこに、人間として学ぶ道があるのでしょう。

法話会も同じです。

来てくれるだろうか。
うまく話せるだろうか。
恥をかくのではないか。

そんな心配ばかりです。

でも、きっと今日も、
恥をかかせていただくために、
お座を開くのだと思います。

1人から始まる法話会。

その1人は、
まず自分です。