安居

今日からニ週間の「安居」が、京都(東本願寺)で始まりました。毎年七月に約二週間の日程で「安居」が開催されます。享保元年(一七一六)に始まりましたので、三〇〇年を超える歴史があります。
 元々「安居」の始まりは約二五〇〇年前のお釈迦様の時代。インドでは雨季が四か月ほどあり、この期間は雨が激しく、修行僧は修行の旅(遊行(ゆぎょう))に出ることができません。そこで、お釈迦様は、修行僧を一か所に滞在させ、修行生活を送るように勧めました。
 お釈迦様が「安居」を勧められた理由はもう一つあります。雨季は草木が繁り、多くの小動物が活動する時期です。もし、修行僧たちが各地を歩き回ると、植物の芽や若葉、小さな生き物を踏みつぶしてしまいます。生きとし生けるものの命を奪ってはいけないという仏教の教えにそむくことになるからです。
 「安居」は修行僧の学習会だと思っていましたが、生きとし生けるものの命を守るというあたたかい教えがあります。

現実的に、二週間お寺を開けることは中々難しいですが、一度はいつか参加出来る日が来るといいなと思います🙏😊