御供えもの

いただいたお供物は、まず仏さまへお供えいたします🙏

先日、ご法事でのこと。
仏花を持参された施主さんが、「あれ?どっち向きだろう」と戸惑われていました。

とても大切なことだなと思いました。

一般的には「仏さまに捧げるもの」と思われていますが、
浄土真宗では少し受け取り方が違います。

もし本当に仏さまに向けて捧げるのであれば、
仏さまの方に向けて飾るはずです。

しかし実際は、お花もお供物も、私たちの方に向けて供えられています。

それは、仏さまが私たちに何かを伝えようとしているからです。

たとえばお花。
どんなに美しく咲いても、必ず枯れていきます。

その姿を通して、
「諸行無常(すべては移ろいゆく)」という道理を教えてくれています。

だからこそ、浄土真宗では造花ではなく生花を大切にします。

また、蝋燭は智慧の光、
お線香は平等のはたらき、
御仏飯は“いのちをいただいて生きている”ということを表しています。

そして大切なのは「お下げすること」。

お供えを下げていただくということは、
仏さまから“いのち”をいただくということでもあります。

上げっぱなしにするのではなく、
きちんといただくところまでが、お供えの意味です。

だからこそ、
上げること以上に「下げること」が大切なのです🙏😌✨