気をつけないように、気をつける

「気をつけないように、気をつける。」
(料理研究家・土井善晴)

なんとも不思議な言葉です。

気をつけることは大切。
でも、気をつけすぎると、かえって身動きが取れなくなる。

間違えないように。
失敗しないように。
人から悪く思われないように。
良い人でいよう
腹を立てないように

そうやって「ちゃんとしよう」とする私が、
いちばん邪魔をすることがあります。

だから、

気をつけないように、気をつける。

これは「無頓着になれ」ではなくて、
自分の“正しくあろうとする力みに気をつける?

そんなことを考えていたら、『憂鬱でなければ、仕事じゃない』という本があった。

仕事をしていれば、心配もある。
失敗したらどうしようと思うこともある。
人前に立てば緊張もする。

だからといって、その憂鬱や緊張を全部なくしてしまえばいいわけではない。

以前、恩師から言われた言葉があります。

「緊張しなくなったら、坊さん辞めなさい。」

今になって、少し分かるような気がします。

緊張するから、気をつける。
気をつけるから、丁寧になる。

でも、気をつけすぎると、今度は自分が見えなくなる。

「ちゃんとしよう」とする私が、
いちばん邪魔をすることがある。

難しいですね😄

憂鬱も、緊張も、心配も、不安も、
なくすことばかり考えなくてもいいのかもしれません。

今日も少し憂鬱なくらいが、ちょうどいい。

そう思いながら、今日も丁寧に🙏