こっちにきて、初めての還骨法要を頼まれた。
北海道の時は普通だった。
葬儀後、ご遺族は火葬場へ。
その間、お寺さんは月忌参りや法事へ。
そして、お骨になって式場へ戻ってくるタイミングを見計らい、もう一度式場へ戻って還骨法要。
それは、忌中引きのお勤めも兼ねていた。
四十九日に来られない遠方の親戚の人の為に、みんな集まってる時に、初七日から六七日を省略して、還骨法要と一緒に四十九日のお勤めをしてしまうのが、忌中引き。忌中を省略する、引くから忌中引きなのだよと教えられたことを、葬儀屋さんに話ししたら、初めて聞いて勉強になりましたと。
今は、葬儀中に初七日のお勤め。火葬場へ同行し炉前経で帰宅。四十九日のご依頼もされるかされないかわからない時代になってしまったのは、こちら側お寺の責任でもある。
法名もつけないで、俗名でのお勤め。説明すると、ご遺族は付けたそうにしていたが、葬儀屋さんがもう伝えてありますからと押し切られたような感じ。やはりそれもお寺の責任でもあります。
「昔はこうだった」と懐かしむだけではなく、今回の還骨法要のように、一つひとつのご縁の中で、
なぜ還骨のお勤めをするのか。
なぜ中陰を勤めるのか。
なぜ法名をいただくのか。
そして、なぜ生きるのか。
を、丁寧に尋ねていく必要があります。

